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LPガスについての取り組み
LPガスとは
LPガスはクリーンエネルギーとして非常に優れており、その理由は以下のものが挙げられます。
- 燃焼による排ガス中のCO2量は、石油や石炭に比べて非常に少ない
- LPガスには硫黄分の含有量がほとんどなく、窒素も含まれていない
- ススや灰分を出さない
- オゾン層破壊の心配がない
またLPガスは、体積あたりの総発熱量が天然ガスに比べるとプロパンは約2.5倍、ブタンは約3.3倍と非常に高く、環境によいことと併せハイパワーで高品質なガス体エネルギーなのです。
LPガスは、次の特性から分かるように、地球環境問題を早期に解決・緩和できると期待されているエネルギーであり、日本に暮らす人々の最も身近にあるエネルギーと言えます。
- LPガスは、PM(粒子状物質)の排出がない等、環境負荷が相対的に小さく、天然ガスとともにクリーンなガス体エネルギーである(2003年10月7日付け閣議決定された「エネルギー基本計画」より)と位置付けられています。
- LPガスは、利用する時はガスとして使うエネルギーですが、低い圧力で液化するという性質から小型の容器に詰めて利用できるので、都市ガスのように大規模な導管網を必要とせず、日本全国どこでも利用できます。
- 大規模な導管網を必要としないということは、配管が短く、点検、メンテナンスが容易なため、災害時の復旧が早いということにもつながります。
(日本LPガス団体協議会ホームページより)
エルピーガス振興センターホームページ
http://www.lpgc.or.jp/
日本LPガス団体協議会ホームページ
http://www.nichidankyo.gr.jp/
ニイミ産業ではこのような特性を持つLPガス普及を促進するべく、以下の取り組みを行っております。
- 社有車におけるLPガス車の積極的な導入
- ガスペンサー(オートガススタンド)の販売・導入
LPG車について
社有車におけるLPガス車の積極的な導入
1. 先進型LPG車について
LPG車のイメージというと、パワーがない、燃費が悪いといった答えが返ってきます。
これらの問題を解決するために、先進型LPG車の導入が進んでいます。タクシーのほとんどはミキサー方式で旧型のLPG車。
先進型LPG車はガソリン車と同様に、旧型のLPG車では実現できなかったメンテナンスフリーとなっています。
※先進型LPG車は基本的には市販車の改造がほとんどです。
LPガス自動車普及促進協議会ホームページ
http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/index.html
2. ニイミ産業でのLPG車導入実績
ニイミ産業では、19台のLPG車を保有しており、その内9台(2011/4現在)が先進型LPG車です。
<ニイミ産業保有のLPG車>
3. 先進型LPG車の種類
<VPI:電子制御燃料噴射方式(気体)>
- インテークマニホールド内に燃料(気体)を噴射する方式
- 欧州車では主流の方式(FASTシステムもVPIと同じ)
- 転換キットメーカとしてニッキソルテックがある。
- ニイミ産業に導入しているADバンはニッキソルテック製の転換キットが載ったVPI
改造費は30~35万円程度。 - ベースのガソリン車に比べ、炭酸ガスの排出量が削減でき環境規制対応も可能。
- 出力はベース車の3%減程度。
<LPI:電子制御燃料噴射方式(液体)>
- インテークマニホールド内に燃料(液体)を噴射する方式
- 液体のまま噴射するため、LPガスの膨張特性(250倍)と蒸発冷却を利用できるので高効率。
- LPG加圧用ポンプが必要
- ベースのガソリン車に比べ、炭酸ガスの排出量が削減でき環境規制対応も可能。
- 出力はベースのガソリン車とほぼ同等
4. 先進型LPG車における炭酸ガスの削減について
炭酸ガス排出量及び燃費の公式データは今までなく、データとして提出されているものは、改造前のガソリン・ディーゼル車ベースのものしかありませんでした。そこで、先進型LPG車用改造キットを製造しているニッキグループが、国土交通省系の財団法人日本自動車輸送技術協会(JATA)で炭酸ガス排出量の調査が行われました。
(1)~(5)の結果(上記リンク先のデータ参照)から分かるように、次世代先進型LPG車では、旧型LPG車・ガソリン車・ディーゼル車より1km走行当たりの炭酸ガス排出量が6~19%削減され、次世代先進型LPG車転換で地球温暖化防止に効果があり、排出ガスレベルも十分に低減できます。
ガスペンサーについて
ガスペンサーの販売・導入
1. 『ガスペンサー』とは
- 一般的には『差圧式オートガススタンド』と呼ばれています。
- ブタンとプロパンの差圧を利用して充てんを行いますが、実際には車載容器内圧と加圧ガス(プロパンや窒素)の差圧でオートガス(ブタン)が充てんされています。
- 従来のオートガススタンドはLPG用のポンプやコンプレッサーを使い、強制的にLPGを車載容器に充てんしています。
このためLPGの処理量(m3/日)が明確になります。『ガスペンサー』はこのような機器を使っていないので、処理量が0(m3/日)になるわけです。
※都道府県の指導により0(m3/日)にならない場合もあります。
2. どうして処理量0(m3/日)だといいの?
世の中にあるオートガススタンドのほとんどが、『第一種製造設備』と呼ばれる区分のもので資格者が必要です。また厳しい法規制があります。処理量が0(m3/日)になると、『第二種製造設備』となり資格者が不要です。法規制はありますが、従来のオートガススタンドほどではありません。

4. ガスペンサーの種類について
ガスペンサーの種類として、タクシー会社及び自動車学校用の温水加温式と、フォークリフトなどの使用量が少量な場合の簡易式の2種類があります。
<温水加温式>
オートガス用(ブタン)と加圧用(プロパン)のバルク貯槽に温水チューブを巻きつけ、40℃未満の温水で加温する方式です。加温する目的は、LPGの蒸気圧を上げることにより、連続充填や気候によって左右されず、充填速度を一定にするためです。
夏場には、車輌容器内のガスを回収します。回収されたガスは、温水加温用のボイラーで消費されるため、大気への放出は一切ありません。
<簡易式>
車輌容器内のガスを回収することにより、加圧用プロパンとの差圧をつけ充填する方式です。
回収したガスは残ガス燃焼装置で燃焼しますので、大気への放出は一切ありません。
温水加温式に比べ、温水設備がない分、設備費が安価にすみます。

5. 設置先に聞いて欲しいこと
- 車輌台数(できれば車種も)
- 給油口の位置でレイアウトが決まります。
- 月間使用量(軽油・ガソリン・LPいずれか)
- 使用量によりガスペンサーの規模が決まります。
- 設置希望場所に事務所等があるか
- ガス漏れ警報が設置でき、常駐されていることが条件になります。
- 敷地図等、設置場所が分かるような図面
- レイアウトの際にも参考になりますが、届出時に必要です。
- ユーザーの正式名称及び代表者名
- 正式な法人名(支店であれば支店の名称も)が、届出時に必要です。
代表者の役職及び名称が、届出時に必要です。
6. 工事前の注意点
- 土木工事について
- ガスペンサーユニットの基礎、温水ユニットの基礎、障壁は先方の工事範囲になります。
- 電気工事について
- ガスペンサー制御盤までの一次電気工事は、先方の工事範囲になります。
- 貯水槽(温水)への給水
- 原則、上水道を給水して下さい。貯水槽までの一次給水工事は、先方の工事範囲になります。
- カードリーダについて
- 充填量集計作業の簡略化、車輌管理に使われます。基本的にはオプション扱いです。











