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2022.09.28

No.38 サーモバリアフィットで涼しい工場へ【38℃ → 28℃】

 

『ニイミ通信』 2022/9/28

こんにちは、
ニイミ産業㈱です。

やっと、という感覚ですが、ずいぶんと過ごしやすくなってきました。
台風が過ぎ去り、季節が一変したようです。
鱗雲の空を見上げると秋の訪れを感じます。
そんな季節の変わり目ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか

思い返すと、6月からの異常な暑さに耐えてきた今年の夏。
猛暑日超えが当たり前のような日々を繰り返していくと、32℃・33℃が涼しく思える感覚になっていました。
それに加え、電気代が上がり、食品が上がり、気温が上がり、財布の紐を縛る方法を考えることに全集中でした。

暑い中でも快適な生活をしたいと思いつつ、「買わないなんてもったいない」、「全紹介、神アイテム」、などの
youtubeのサムネイル画像に踊らされ、いくつもの商品を見てきました。
いいものを知ってしまった、買いに行かなくては、とお店に走ると、セール真っ最中。
いろんなものがセールになっていて、以前の欲しかった感情が再燃し、チャンスをモノにする思いでレジに並んでしまう。
目的を忘れ、衝動買いをしてしまい、快適生活とはかけ離れていく
そうなんです。去年も同じことをやっていました。
新品の白シャツは何枚あってもいいですから、って企業の戦略でしょうか?
そんな暑い夏は毎年やってきます。

しかし、ある現場では、暑くない作業現場がやってくる年が、ついに来たのです。
そこは、窯業をやっており、お皿、マグ、無水調理器を焼いています。
新しい形、軽くて、丈夫で、かわいい食器を作ろうと日々努力を惜しまず、新しいことにチャレンジを重ねていました。

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炉と隣り合わせの作業現場
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作業現場にはトンネル炉があり、LP ガスを燃やし、1200℃まで温度を上げます。
炉体は断熱をしていますが、完全に熱をさえぎることは出来ません
時間経つにつれ炉体が熱せられ、輻射熱として、熱を放ってきます
トンネル炉なので、24時間、火が入っている状態です。
トンネル炉と平行に並ぶ棚で製品を出し入れする作業は、本当に大変です。
気温 35℃超えの夏は、工場内は 40℃を超えることもあります。
そこに加え炉体からの輻射熱。汗が滝のように流れ、止まりません
作業と休憩を繰り返し、効率を落とすことなく仕事を進めることは簡単ではありません。
水分、塩分、しっかり取り、体調管理に気を使います。

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先方様からの嬉しいお言葉
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そんな作業環境改善に一役買ったのが、輻射熱を反射させるサーモバリアフィット。
このシートを設置するだけで電力を使わず、10℃の差が出たのです。
サーモバリア有:28℃
サーモバリア無:38℃
10℃差が感覚的にピンとこないかもしれませんが、
エアコンで 10℃下げると思うと、結構電力を消費するな、と思いました。
実際に現場に立つと、まったくと言っていい程、違いを感じます。
炉体があることを忘れさせるくらい、炉の熱さを感じる事はありませんでした。
シートの反対側はとても熱く、反射された熱で両面焼かれるようでした。
先方様からは、「遮熱の効果は大きい、作業環境の改善に大きな効果がある。」
と嬉しい言葉を頂き、効果に大変満足をしていただきました。

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設置環境や詳細はニイミ産業 HP へ
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ニイミ産業の HP にサーモバリアフィットの施工事例をアップしました。
サーモバリアフィットの検討のきっかけ、施工内容、現場写真などは、HP を見て頂きたいと思います。

岐阜県土岐市 サーモバリアフィット施工


また、その他バーナーメンテナンスなどの事例も多くございます。

トンネル炉をお持ちの方はもちろん、機械熱が熱いと感じる方、熱さ対策を検討の方は、ぜひ「サーモバリアフィット」をお試しください。
サンプルをお持ちしますので、現場にて体感することができます。
設置方法や、効果が出やすい、巻取り式、カーテン式など、現場状況にあったご提案致します。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。