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2020.06.18

メディア掲載のお知らせ

日刊工業新聞に当社のバーナーメンテナンスの取組が特集されましたのでご案内します。


ニイミ産業、メンテ事業化 中小工場の燃焼機器点検

(2020/4/24 05:00)

ニイミ産業、メンテ事業化 中小工場の燃焼機器点検

主に中堅・中小製造業を対象に工業用ガス燃焼機器のメンテナンスを提供

【名古屋】ニイミ産業(愛知県春日井市、新美良夫社長、0568・81・8461)は、工業用液化石油ガス(LPG)の燃焼バーナーの点検や修理を行うメンテナンス事業を始めた。
主力のガス供給事業の付加価値を高め、顧客サービスの強化と新規顧客の開拓を狙う。
当面は東海地域で展開し、メンテナンス事業で3年後に年間1億円の売り上げを目指す。

ガス事業に付加価値

ニイミ産業は自動車関連企業やファインセラミックス業、食品業界向けにLPGを供給する。
近年はガスの使用量が減少する一方、主要顧客である中小製造業では熟練技能者のリタイアや設備の老朽化によるメンテナンス需要が高まっていた。
こうした背景から、「ガス供給業からサービス提供企業への転換を図る」(北野秀樹取締役営業部長)考えだ。

生産設備を連続稼働していると、燃焼機器の内部に汚れがたまり、摩耗や劣化も進んで燃焼効率が低下する。
メンテナンス事業では自社で保全部門を持たない中堅・中小製造業を対象にフィルターの交換やブロア清掃、消耗部品の交換など、幅広いサービスを提供する。

メンテナンス事業の人材育成のため、営業担当者がメンテナンスや故障対応を行えるよう社内資格制度も設けた。
簡単な修理、保全作業であれば、技術部門でなくても営業担当者がその場で対応できる。

同社はバルク貯槽やガスローリーなどのガス設備を自社開発できる技術力に強みを持つ。
従来のガス燃料配送、ボンベや炉、窯の製造に加えて、きめ細かいメンテナンスサービスを提供することで、大手やメンテナンス専門業者と差別化する。