お役立ち情報

2020.05.15

No.07 『夏場の屋根は80℃!?』

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『ニイミ通信』 2020/05/15号
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今年のGWは新型コロナウイルスの影響でこれまで経験したことのない連休になったのではないでしょうか。
早く通常の生活に戻れることを祈るばかりです。
さて5月も中旬になり気温が30℃を超える日もあり、夏が目前に迫ってきました。
そこで今回は夏の暑さ対策に役立つ情報をお伝えします。

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夏場の屋根は80℃!?
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先日、屋根遮熱シートのサーモバリア施工現場の見学会へ行ってきました。
夏場の工場の室温は太陽熱の影響でグングン上昇しますよね。
工場内が暑くなる大きな原因は折半屋根からの輻射熱(ふくしゃねつ)なのです。
夏場の折半屋根は70~80℃とかなりの高温になり、屋根からの輻射熱で体感温度が大きくなり人は暑く感じるそうです。
そこで、屋根からの輻射熱を大幅にカットできるのがサーモバリアという屋根遮熱シートです。
主な施工方法は、サーモバリアを屋根の外側に貼る方法と屋根の内側に貼る方法の2つがあります。
今回は屋根の内側に施工する現場を見学させてもらいました。

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サーモバリアの遮熱効果を体感!
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高所作業車で折半屋根下まで上がり、屋根の内側にサーモバリア(アルミ箔シート)を両面テープと磁石で貼っていきます。
本当にサーモバリアを貼っただけで工場の温度上昇が抑えられるのか疑問でしたが、 サーモグラフィーで表面温度を確認したらサーモバリアを貼っていない箇所は53.4℃、サーモバリアを貼った箇所は25.3℃になっていました。
実に28.1℃も低くなっていました。さらに高所作業車に乗せてもらい屋根下の暑さを体感させてもらいましたが、 サーモバリアを貼っていない箇所ではモワッとした暑さを感じ、サーモバリアを貼った箇所では暑さは感じませんでした。
屋根からの輻射熱を大幅にカットしていることが実感できました。(撮影日20年4月24日)
サーモバリア施工箇所の温度比較

このサーモバリア ですが、工場の屋根に施工するところがすごく増えているんです。
昨年、当社も紹介いただいて、当社の土岐支店の屋根に施工することに致しました。

実際の施工の状況や効果の程も実感しながら、今年の夏はこのメルマガでお伝えできると思います。
近年の夏場は猛暑が続いていますよね。工場内の暑さ対策に困っている方はサーモバリアを検討する価値はあると思います。
見学会の写真をHP内に掲載しています。ご興味ある方はご覧ください。
これからも工場などにお役に立てる情報をどんどん発信していきます!