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2021.03.03

No.22 『燃料配送もIoT!遠くのタンクの中身も見える!?』

『ニイミ通信』 2021/3/3号

こんにちは、ニイミ産業㈱運営事務局の津田です。
さて、昨今では通信技術が発達・普及し「5G」という
超高速通信が可能になりつつある世の中です。

労務の中に通信技術を取り入れ、自動化・効率化が進み、
今やビデオチャットを使用したオンライン会議も珍しくありません。

先日、経済産業省から発表されたカーボンニュートラル計画の中にも、
LPG供給のデジタル化促進が盛り込まれていました。
我々ガス業界においても必須の課題ということですね。

今回は世がデジタル化していく中、ニイミ産業が先駆けて行っている
通信技術を用いた燃料配送の仕組みをちょっとだけお話します。

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遠隔地でもタンクの中身が見える!?
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タイトルを御覧になって超能力?と思われた方も居るかもしれません。
実はこれ超能力でもなんでもなく、ニイミ産業で実際にやっていることの一つなんです。

さて、弊社は製造業などの中小企業を中心に様々なお客様へ燃料を提供している会社です。
日々の使用量やタンクの容量などはお客様によって様々なのですが、
通信技術の発達と発展によって多岐に渡るお客様への合理的な配送が可能になりました。

それはなぜでしょうか?
我々ニイミ産業は燃料の供給設備を設置する際、
ガス漏れやガス気化装置の異常などが起きた場合に
即座に対応ができるよう、異常信号を発報するシステムを併設します。

これにはご家庭や事務所の電話回線を使用したり、3Gや4Gといった
モバイル通信規格を使用し、安定性と即時性を備えた情報を管理できるようにしています。

これをタンクの残量を示す計測機器に応用・改良することで、
現在ではなんと1%単位で残量をリアルタイム監視することが可能となりました。
お客様の稼働状況にあわせ、最適なタイミングでガスを充填し
日夜安心してご使用いただけるよう集中管理体制を作り上げています。

「遠隔地でもタンクの中身が見える」というワードの正体は、ずばりこれだったんですね。

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今なお進化を続ける配送システム
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燃料供給のデジタル化促進が叫ばれる中、今もなお我々はその課題に取り組んでいます。
より正確で安定性のある情報を管理し、お客様に燃料を今後も安心してお使いいただけるよう追及し続けます。

ウチで使っている設備に通信技術を使ってこんな事がしてみたい!できるかな?
まずは一度聞いてみてください。

ニイミ産業が培った独自の技術で、あなたの業務効率化を
お助けできるかもしれません。

それでは、また次回!