
乾燥炉近くの作業エリアでは、炉からの輻射熱や周囲温度の影響により、常に高温環境となっていました。エリア内には空調機器を設置していたものの、熱源の影響が強く空調の効きが悪く、冷却効果が限定的で熱のこもりによって作業員の負担が大きく、熱中症や作業効率の低下が懸念されていました。

作業エリアの一部には天井がない構造であったため乾燥炉からの熱が入り込み、空調効果が十分に得られない状態でした。加えて、熱対策として使用していたビニールシートには遮熱性能がなく、熱の侵入を防ぎきれていなかった。

天井がなかった部分へ鉄骨+サーモバリアで天井を新設。
空調効果が著しく低下していた天井のない部分には、新たに鉄骨フレームを設置し、その上にサーモバリアを施工。
冷気・暖気の滞留効果が高まり、空調効果の改善が期待できます。

出入り口の扉部分にも遮熱シートを取り付け、熱遮断効果を高めました。また安全性を考慮し、目線の高さはサーモバリアを切り取り、既設の透明シートで視認性を保つようにしました。これにより、事故・接触のリスクを低減できます。

作業エリアを囲むように遮熱シートを施工
乾燥炉からの強い輻射熱を遮断する目的で、作業エリアを囲うようにサーモバリアを設置。これで熱源からの直接的な熱影響を軽減できます。
作業エリア全体を囲ったことで冷気・暖気の滞留効果が高まり、空調効率が大幅に改善しました。(三重県桑名市/自電車部品塗装)
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