桂精機製作所 ダクトバーナー メンテナンス

清掃前前景

一昨年メンテナンスを実施したが、汚れ等で火の着きが悪くなっていたこともありメンテナンスを実施しました。前回ブロワーの清掃をしなかったため、エア圧以上などの不具合発生を懸念し入念に清掃をしました。

ブロア清掃前

ブロワーの外観です。塗装工場のため粉塵による汚れが目立ちます。フィルターのつまりによりバーナーの燃焼に必要な空気が送られないことで、着火不良、失火などのトラブルを引き起こすため要注意です。

ブロア内部清掃前

ブロワー内部の状態です。
フィルターの交換でメンテナンスを終えるケースが見られますが、実は内部にもかなり汚れが堆積しており、これにより羽に塗料粉等が堆積し動きが悪くなることで不具合を引き起こす可能性があります。

ブロア内部清掃後

ブロワー内部の清掃後です。
ブロワーは羽の動きでも風量が左右されるため内部の清掃は不具合の予防保全には重要なことです。

ブロア清掃後

内部清掃、フィルター交換後の状態です。
内部の清掃はラインを停止させる必要があるほか分解組付けも容易ではないため1年に1回のペースで実施していただければ良いかと思います。フィルターについては、汚れが目立ってきたら交換するか、半年に1回など期限管理を推奨します。

バーナー火口

メインバーナーの分解清掃を実施しました。
主だった破損等はありませんでしたが、煤や塗料粉による汚れが目立っていたため、ワイヤーブラシ等で研磨ししました。一見問題なさそうに見えても噴出口がつまっていると不着火を起こす可能性があるため、入念に清掃しています。

燃焼確認

メンテナンス後の燃焼確認は重要です。
清掃中にガスノズルの開度、エア弁の開度等が変わってしまうことで燃焼不良を起こすこともしばしばあります。そのため、メンテナンス後に前後のガス・エア流量、火の状態を確認し、不具合発生のない状態に復帰することで、安心して使っていただくことができます。

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