窯業炉 築炉補修工事

修繕前の台車

今回三重県の陶器会社様から、焼成時間の長期化、空気の流れが悪く思うような仕上がりにならないとご相談を受け、原因となりやすい台車の築炉修理を行います。長年の使用から、レンガは曲がりや崩壊が目立ち、正しい空気の道ができない状態にありますね。

修繕前の扉

扉に関しても、特に右上部にえぐれがあったりと、熱が逃げる状態にあります。お客様自身で隙間をモルタルにて修繕してきた跡がみられるものの、全体的にレンガが前に飛び出ていたりしており、こちらを放置すると最悪扉を閉めた後開かなくなる事態にもなりかねないです。

台車築炉中

台車の一番下のレンガは奇麗なため、それを残した状態で他を削ぎます。全部削ってしまうと費用がかさんでしまうため、お客様のご希望に沿う形で効果的な工事を行わせていただきます。念入りにサイズを測り、熱が逃げない構造を目指します。その過程はまさに職人の技と言えますね。

台車の完成

慎重にレンガを積み上げ完成です!台車だけであれば、サイズにもよりますが一日頂けましたらこのように生まれ変わらせることが可能です。

扉

扉も欠けた部分に特殊なモルタルで固め、下部もウールで隙間のない設計を施しております。今回扉のレンガを組み直すことは致しませんでしたが、ご要望があれば可能でございます。窯に異常を感じたときは是非弊社に一度ご相談いただけますと幸いでございます。(三重県四日市市/窯業)

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