今回はダクトバーナー（加藤鉄工）のフルメンテを実施しました。
当バーナーはメッキ処理後の工程である、ベーキング処理（水素脆性除去）設備に設置されています。
水素脆性除去というのは、メッキ処理の前処理工程の影響で発生する水素によって脆くなった製品に熱を加えて水素を放出させることを言います。
電気メッキの工程では、非常に大切な工程となります。
パイロットバーナーを取り外し、清掃しました。
高所取付のバーナーなので、取り外すだけでも一苦労です。
燃焼ブロアのファンの写真です。
昨年当社にて交換した部品ですので、劣化も無く良好な状態でした。
左が、メインバーナー清掃前の写真です。
火口が煤けていますが、まだまだ使える状態です。
右が、メインバーナー清掃後の写真です。
煤を除去し、燃焼ガスが通る穴も１つ１つ清掃しました。
これでメインバーナーもさらに長持ちすると思います。
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