
『何度やっても火が点かない』
あまり聞きたくありませんが、このような電話をいただくことがあります。
今回のお客様も不着火のトラブルに見舞われ、何とかしてほしいとの連絡をいただきましたので、緊急でメンテナンスを行いました。

調査すると全く点火しない状況で、スパークの不良と予想しました。
予想通りパイロットバーナーを上から覗くと煤まみれで塞がっているような状態です。
今回トラブルはこの汚れが原因でうまくスパークせず、火が点かなかったと推測できます。

スパークロッドを取り外し、煤汚れを出来る限り綺麗にしました。
取り切れない汚れがまだありますが、まずは点火できるようにして生産ラインを稼働できるようにすることを優先しました。

スパークロッド自体にも煤汚れが多く付着していました。
損傷はありませんでしたので清掃し、先端を磨けば問題ない状態でした。スパークロッドは適正な位置に取り付けないと機能を果たさないのでそれが難しいところです。

清掃と調整の結果、無事に点火することができました。
これでひとまず生産ラインは稼働することができましたが、交換した方が良い部品などいくつか見受けられたので、報告書と合わせて見積書を提示することとなりました。
『火が点かない』となる前に定期メンテナンスをするのがお勧めです。(三重県四日市市/ショッピングカート製造)
燃焼設備に関するお悩みは
お気軽にご相談ください
-
問い合わせ・ご相談・無料調査のご依頼
-
お電話でのお問い合わせもお気軽にどうぞ。専門知識をもった担当スタッフが丁寧にお応えいたします。ご希望の場合はご訪問でのご説明も可能です。
- お電話:0568-81-8461
-
資料ダウンロード
-
社内でご検討用にメンテナンスの流れや実績などをまとめた資料をPDFでご用意しています。無料でご覧にいただけますのでダウンロードしてご活用ください。