Q&A

制御盤の修理も可能ですか?
ケースバイケースです。回路図もなく部品や基盤がかなり古いような場合や図面や書類もなく大規模な制御盤の場合は、当社では手に負えない場合もあります。
バーナーが1回で点火しないがこのままで問題ないですか?
基本的に1発着火が理想です。1回で着火しないなにか原因があると考えられます。これが2回目で着火しているうちはいいですが、何回リトライしても着火しないようになると、製造ラインの稼働に影響を及ぼします。そうならない前に、しっかり整備調整していつでも1発着火している状態を保つことをお薦めします。
ガス会社は価格以外にあまり違いがないと思っていますが、ニイミ産業に切り替えるメリットはどんなものがありますか?
当社はガスの供給だけでなく、このようなガロプロメンテナンスやお得な電力の提案など中小製造業のお役立ちサービスの向上を目標に掲げています。 燃焼設備を有する中小製造業では、老朽化した設備の修繕や維持メンテナンスに困っているところも多いと聞きます。当社ではこういったお客様が燃焼設備の故障などが原因で製造ラインが止まるのを防ぐために定期的なメンテナンスサービスを提供し、お役に立てると思っています。
トラブルにならないように、日々点検や注意して見ておく燃焼設備の部分はありますか?
給気ブロアのフィルターなどは、埃で汚くなったら換えると効果があります。制御盤があるばあいは、埃などは漏電や短絡の原因になるので、こまめに掃除をお薦めします。また、煙突などに煤がついていたり、煙が黒い(煤が出ている)場合は、不完全燃焼をしているので、メンテナンスをしたほうが良いでしょう。
最近今まで鳴っていなかった異音が燃焼設備からするようになったのですが、原因は分かりますか?
ベアリングのグリス切れや摩耗やベルト等摩耗、ブロアなどの動力部の老朽化などが考えられます。放っておくと、初期は簡単なグリスアップで済んだはずのものがベアリング交換となったり、部品交換で済んだものが一式交換になったりと悪化する事が多いです。調査と対策は、現地で調査を詳しくしないとなんとも言えませんが、早めに動かれることをお薦めします。
ガロプロメンテナンス(バーナーメンテナンス)土日祝及び長期休暇でも対応して頂けますか?
基本的には対応可能ですが、どうしても土日、長期休暇時期はメンテナンスのご要望が多く先着順になってしまいます。また平日昼間にできる場合は平日割と言ってお得な料金でご提案できます。
『ガロプロメンテナンス』(バーナーメンテナンス)は、どこまでの地域対応して頂けますか?
基本的には愛知県全域、三重県北勢地域、中勢地域、岐阜県全域、長野県南部、静岡県静岡市以西は対応可能です。その周辺部の場合は、ケースバイケースになります。
雨の日に調子が悪くなることが多いのですが原因は何が考えられますか?
雨の日に限って調子が悪くなるということは、漏電など電気関係の不調であることが多いです。その設備や制御盤、電線が通っているところで建屋からの雨漏りなどはありませんか? また強い雨や風向きによって給気部分に雨が吹き込んだりはしていないでしょうか? また制御盤や端子盤、基盤などに埃が溜まり、梅雨時などはそのホコリが湿気を帯びて短絡を起こし、不具合を発生していたケースなどが有りました。
メンテナンスをすると、どういう効果がありますか?
それまで発生していた不着火や失火のトラブルが減る、適切なガス量や燃焼空気などが供給され、設定温度までの上昇時間や溶解までの時間が早くなるなどの効果が期待できます。またそれまで過剰空気(必要以上の空気を供給されていた場合)の状態だった場合などは燃費の向上がある場合もあります。熱風漏れあり、燃焼状態も過剰空気の状態だったケースでは、燃料消費量が5割近く改善した事例もありました。
メーカーがなくなってしまっているのですが、対応してもらえますか?
現地での調査が必要ですが当社では今までにこのようなケースも多く扱っています。その際に現状の炉の図面や制御盤の回路図等の情報があると対応や対策が比較的スムーズに進みます。これらがないと、一から現地で調査を行う必要があり、時間や費用がかかってしまうことになります。
今、重油を使っているのですが、ガスに変えられますか?
多くの場合、バーナーを交換する必要があります。重油や灯油などの液体燃料とプロパンやブタン、都市ガスなどのガス体燃料では、バーナーの機構が大きく違うのでそのまま調整して使うということは出来ません。まず、既設のバーナーの熱量や炉の構造を調査し、それに適合したガスバーナーを選択する必要があります。
今、ブタンガスを使っているのですがプロパンにかえられますか?
変えられます。プロパンガスはブタンガスに比較して、同体積あたりの発熱量が少ないので、同じ熱量を供給するにはガス量を増やす必要があります。特に溶解炉などは沸きの時間が長くなったりするので、調整することをお薦めします。
火がつかないが、どうしたらよいか?
着火しない原因をまず突き止める必要があります。通常スイッチを入れると、ガスの圧力は正常か?空気の供給は正常か?など各段階のチェックが行われ、電磁弁が開き、着火動作に入ります。その途中で異常を検知し、止まっているのか?そこは正常で着火動作のどこかが異常(電磁弁の故障やスパークが飛ばないなど)で着火しないのか、パイロットバーナー(種火)に着火するがメインバーナーに着火しないのか、メインバーナーにも着火するがすぐに安全機構が働いて失火してしまうなど、火がつかない原因がどこにあるのか調べる必要があります。それを特定して修理調整や部品交換などすれば多くの場合は治ります。
最近温度の上がりが悪いのだが、原因と対策は?
A十分な熱量が供給できていないことが考えられます。いくつか要因があると思います。1.ダクトや炉自体が老朽化し、熱風漏れが発生している。2.バーナーなどの熱源が何らかの要因で定格の熱量が発生できていない。たとえば、給気フィルターの詰まり、ガスやエアー配管の詰まり、ガスノズルの詰まりやバーナーに汚れや煤などが付着し、ガスやエアーの供給が妨げられていることが考えられます。詳しくは、現地で調査が必要です。