食品加工業

リングバーナーが最近赤火になっている。

バーナー部の亀裂や製品のかけらや汚れによって、赤火になっている可能性がございます。
吸気口及び火口の詰まりでしたら清掃で改善出来ます。吸気口があまりにも状態が悪い場合や亀裂や損傷等構造上清掃不可の場合もあります。
メンテナンスを行った場合の費用対効果を勘案致しまして、バーナー本体の交換をお勧めする場合もございます。

自動焼成機から異音がします原因追及と改善は可能ですか?

自動焼成機ですとシュバンクバーナの可能性があります。
バーナー自体の異音ですとバーナーヘッド及びガスノズル汚れにより燃焼バランスが崩れの可能性があります。
バーナー以外ですと燃焼ブロアーのファンのがたつき、ベアリング及びベルトの劣化の可能性もございます。
メンテナンスにて現状把握し問題がある不具合部品の交換をすることをお勧め致します。

重油(灯油)からガスへの燃転を検討しています。どこまで対応可能ですが?

バーナーの選定からガスの燃焼調整、もちろんガスの供給設備まで一元的に行うことも出来ます。
例えば、灯油バーナー仕様の食品加工用の釜をガスバーナーに変更した事例もございます。
当社では各バーナーメーカーとのお付き合いもございますので、適正な設備選定が可能です。まずはヒアリングと現地調査させて頂きますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

製品のかけら(くず)など、製造設備に影響はありますか?

バーナーやブロアーに関しましては異物の混入や付着が悪影響の主たる原因となります。
バーナー及びブロアー等に付着しますと、燃焼に問題が出てきます。
燃焼状態が悪くなるとバーナー本体が変形、亀裂等の焼損が生じ、さらに燃焼状態が悪くなるといった悪循環となります。
製品のかけらが落ちるような環境下にバーナーが設置されている場合は、日常的なバーナー火口の目視点検や、定期的なメンテナンスをお勧め致します。

ボイラーのメンテナンスも可能ですか?

メーカー保証の兼ね合いもあり、直接的なメンテナンスは不可となります。
但し弊社はボイラーメーカーとも代理店契約を結んでおります。省エネ診断から更新や燃転のご提案も可能です。実際 10%以上のコストメリットが出た事例もございます。
将来的な展望を含めて、ベストのご提案も致します。お気軽にご相談下さい。

古い設備になり、メーカー及び当時の設備屋も分かりません。メンテナンス可能です か?

バーナーの基本的な仕組みは似通っていますのでメンテナンスは可能です。
制御盤の結線図や図面が残っていればより助かります。もし無い場合には、お時間と費用は必要と
なりますが、結線図を再度作成することも可能です。
炉体損傷がある場合弊社による現地炉内調査によって最善の修繕方法をご提案致します。すぐに設備更新を進めるのでは無く、現状使えるところ、使えないところを線引きし、メンテナンスや部品交換を行います。
省コストによる安定稼働を目標としております。バーナーに関して、更新が必要な場合は各バーナーメーカーとの取引もございます中で現状の仕事量や製品に対し、必要な熱量を計算し現状に則したバーナーの選定を行うことも可能です。
古い設備での維持管理において緊急を要する事もございます。早急な現地調査をお勧め致します。

海外製の設備ですがメンテナンスは可能ですか?

メンテナンスは可能です。
但しバーナー含めて海外製ですと部品等手配が出来ない場合もございます。その際は、既存メーカー様や設備業者様とお付き合いがある場合はお客様にて部品手配を頂く場合もございます。
実際に、部品を手配頂きメンテナンスや部品交換を実施した事例もありますのでお気軽にご相談下さい。

製品に塩分が含まれており設備腐食が著しいですが、メンテナンス可能ですか?

メンテナンスは可能です。但し腐食、劣化状況により対応は異なります。
極力部品を取り外し内部の確認を行います。中には、腐食が激しく”ネジを回すこともできない”といった設備もありますので、メンテナンスが困難となる場合もあります。
その際は、メンテナンスを実施する前に出来ない箇所のご説明(リスク有無等)させていただき、交換推奨部品などのご案内も致します。
メンテナンス内容をご相談の上で進めさせていただきます。
腐食は燃焼系統や制御系統から炉体全体に悪影響を及ぼしますので、早急なメンテンナンス及び炉修をお勧め致します。

温度の上りが以前より悪くなり、製品の焼きが甘くなってしまっているが改善は可能 ですか?

バーナー能力が定格出ていない事や、季節的な原因が考えられます。
バーナー能力の低下は、製品のかけらや、給気口から入り込んだ埃、スス汚れなどが原因で目詰まりが発生し燃焼量が低下します。
また、梅雨時期で焼きが甘くなった事例もございます。それは、湿気により製品に含まれる水分量が多くなったため、バーナーが同じ火力であっても焼きが甘くなった事が原因でした。
その対策としては、メンテナンス内によるバーナーの分解清掃や、ガスの圧力を適正な調整幅で昇圧することをお勧め致します。

ガスの消費量を調べることができますか?
ガスの消費設備に合った流量計を設置すれば、可能です。調査の上、ご提案致します。
制御盤の修理も可能ですか?
ケースバイケースです。回路図もなく部品や基盤がかなり古いような場合や図面や書類もなく大規模な制御盤の場合は、当社では手に負えない場合もあります。
バーナーが1回で点火しないがこのままで問題ないですか?
基本的に1発着火が理想です。1回で着火しないなにか原因があると考えられます。これが2回目で着火しているうちはいいですが、何回リトライしても着火しないようになると、製造ラインの稼働に影響を及ぼします。そうならない前に、しっかり整備調整していつでも1発着火している状態を保つことをお薦めします。
ガス会社は価格以外にあまり違いがないと思っていますが、ニイミ産業に切り替えるメリットはどんなものがありますか?
当社はガスの供給だけでなく、このようなガロプロメンテナンスやお得な電力の提案など中小製造業のお役立ちサービスの向上を目標に掲げています。 燃焼設備を有する中小製造業では、老朽化した設備の修繕や維持メンテナンスに困っているところも多いと聞きます。当社ではこういったお客様が燃焼設備の故障などが原因で製造ラインが止まるのを防ぐために定期的なメンテナンスサービスを提供し、お役に立てると思っています。
メンテナンスをすると、どういう効果がありますか?
それまで発生していた不着火や失火のトラブルが減る、適切なガス量や燃焼空気などが供給され、設定温度までの上昇時間や溶解までの時間が早くなるなどの効果が期待できます。またそれまで過剰空気(必要以上の空気を供給されていた場合)の状態だった場合などは燃費の向上がある場合もあります。熱風漏れあり、燃焼状態も過剰空気の状態だったケースでは、燃料消費量が5割近く改善した事例もありました。
メーカーがなくなってしまっているのですが、対応してもらえますか?
現地での調査が必要ですが当社では今までにこのようなケースも多く扱っています。その際に現状の炉の図面や制御盤の回路図等の情報があると対応や対策が比較的スムーズに進みます。これらがないと、一から現地で調査を行う必要があり、時間や費用がかかってしまうことになります。