アルミダイカスト業

火がつかないが、どうしたらよいか?
着火しない原因をまず突き止める必要があります。通常スイッチを入れると、ガスの圧力は正常か?空気の供給は正常か?など各段階のチェックが行われ、電磁弁が開き、着火動作に入ります。その途中で異常を検知し、止まっているのか?そこは正常で着火動作のどこかが異常(電磁弁の故障やスパークが飛ばないなど)で着火しないのか、パイロットバーナー(種火)に着火するがメインバーナーに着火しないのか、メインバーナーにも着火するがすぐに安全機構が働いて失火してしまうなど、火がつかない原因がどこにあるのか調べる必要があります。それを特定して修理調整や部品交換などすれば多くの場合は治ります。
最近温度の上がりが悪いのだが、原因と対策は?
A十分な熱量が供給できていないことが考えられます。いくつか要因があると思います。1.ダクトや炉自体が老朽化し、熱風漏れが発生している。2.バーナーなどの熱源が何らかの要因で定格の熱量が発生できていない。たとえば、給気フィルターの詰まり、ガスやエアー配管の詰まり、ガスノズルの詰まりやバーナーに汚れや煤などが付着し、ガスやエアーの供給が妨げられていることが考えられます。詳しくは、現地で調査が必要です。